学習会「『種子法』廃止の今、わたしたちの食と農はどう変わる?」ご報告(2019年3月9日(土)開催)

3月9日、船橋市 船橋商工会議所にて「『種子法』廃止の今、わたしたちの食と農はどう変わる?」と題し、講演会を開催しました。

講師は、世界の食と農の問題を追い続けるフリージャーナリストの印鑰 智哉(いんやく ともや)氏です。

日本の多様な品種や種子を守ってきた「主要農作物種子法」が2018年4月に廃止となり、私たちの食が脅かされようとしています。民間企業の参入による多様性の危機や持続不可能な工業型農業による土壌の衰退など、種子にまつわる様々な問題を、基本的な事柄から最新の情報までじっくりと解説していただきました。

化学肥料や農薬により土壌が破壊されている事実、多国籍企業による種の独占、ゲノム編集の問題など、種の問題は私たちの食の問題に直結していることを改めて思い知ることができ、種子を守る法律が無くなってしまった今、どうすれば良いのか?と自分たちの問題であることを認識し、考えるきっかけとなりました。

学習会「『種子法』廃止の今、わたしたちの食と農はどう変わる?」ご報告(2019年3月9日(土)開催)

私たちにできることは、市民の声を挙げて県政を動かすこと。

世界ではオーガニック嗜好が広がり有機市場が増加しているにもかかわらず、日本は逆行している事実をしっかり認識し、地域の土壌と種子をまもることが大切です。

新潟県・埼玉県・兵庫県ではすでに県の条例を制定し、山形県・富山県・長野県・北海道など、多くの自治体で条例制定の動きがみられます。

学習会「『種子法』廃止の今、わたしたちの食と農はどう変わる?」ご報告(2019年3月9日(土)開催)

是非、千葉県でも条例の制定を!の呼びかけに、当日参加してくださった100人を超える方々から大きな拍手とともに、アンケートからは「今まで知らなかった。ぜひ条例を作って千葉県の農業を守ってほしい」などたくさんのエールをいただきました。